構造・概要

日本環境技術の炭化・乾燥システムはし尿処理場などから出た汚泥やスクリーン粕などの再生可能資源を炭化し土壌改良材や燃料などとして再生させるものです。不需要期は焼却・減量化できる機構を兼ね備えエコで無駄のない運用が可能です。

 

円型撹拌式炭化炉外観

円型撹拌炭化炉

円型単段式の炉体部分に設けられた回転アームにより緩やかに撹拌され炉内温度と空気量を制御することにより揮発性ガスを効率よく発生させ、固定酸素と灰分を残存させます。
炭化物は炉床中央部より連続自動排出されます。

実製品として出荷されている土壌改良材

炭化製品

用途

●土壌改良材、肥料
●燃料炭
●工業用資材
●消臭材
●調湿材
●融雪材 等

システムの構造・特長

 ●フローシート 例

1.万能型処理システム
乾燥機との組み合わせにより炭化品製造と状況に応じて乾燥肥料化及び不需要期の焼却減量化が可能であり、現実に即した設備です。
2.省エネルギーの追及
炭化炉の発熱を乾燥熱源として利用するため、省エネルギーが図れます。
3.高度排ガス処理対策
徹底した燃焼管理と高性能バグフィルターにより、ダイオキシン・煤塵等を大幅に低減します。
4.容易な運転管理
最新制御システムにより、立ち上げから立ち下げまで自動運転化しました。
5.環境への貢献
炭素を固定化することで二酸化炭素の発生を抑制し、廃棄物を有価物へ転換します。